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私文 ~ 通勤電車の車窓から③ 電線① ~

今後来るであろう老眼対策の訓練として、最近通勤時に遠方を見るよう心掛けています。

面白くなければ続かないし、ぼーっと見るだけでは訓練になりそうにないので、『面白そうなことを見つけること』を目標に車窓から外を見ています。

で、第二弾『電線』です。

電車の車窓から見ていて日中であれば必ず視野に入る物です(認識するかは別として)。電気関係の素人の私が、それを見ながらふと思っていた事。

・田園風景の中には電柱や電線はほとんどなく、田んぼの端にドーンと大きな鉄塔が立っていたりはしますが、電柱もあぜ道に一列ある程度です。

・山の中には赤白の鉄塔と目立たない色に塗装された鉄塔が立っていて、その間を電線が走っています。

・都会では電柱に係るように電線が走っています。

・電柱はともかく、大小の鉄塔ってどう使い分けているんやろ?ま、街中に鉄塔があると邪魔やけど。

・電線てたるんでいるなぁ。

車窓から見える電線を見てふとこんなことを思ってしまいました。この中で最も気になった点、電線のたるみです。

で、いつものG〇ogle先生に教えてもらいました。

理解のためのポイントとしては、電線の自重そのものに加え、風圧と積雪の荷重を計算したうえで設計するように法で定められているようです。風速40m、積雪地域ではさらに電線に+6mm積雪した重量で設計しないといけないらしいです。山の中に街中同様の間隔で電柱を立てたらきりがないので、重量物でも耐えられるように鉄塔なんだろうなぁ。

確かにぴんと張ったものよりたるんでいた方が遊びがある分、風や重さには強そうです。台風のニュースでも、過去にないくらいの台風が続き、最大瞬間風速は50-60mでは、その後で電線ごと倒れていますが、そういうことだったんですね。20年以上前の受験の物理学や数学の知識を、今から教科書を引っ張り出して勉強しなおす気にはなりませんので、計算式はまじめには見ていません(笑)。

ちなみに電気技師の中では基礎レベルの内容だそうなので、あくまで素人の自由研究レベルということで。

中川和也 拝

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