blog野球

私文 ~マジックは消えず・・・~

やはりロッテにはマジックの扱い方が判らなかったようです(笑)。

10/27に楽天に逆転負けを喫して、オリックスの隠れM1が無くなり優勝が決まりました。

満身創痍の中ですので、この成績には十分に満足ではありますが、惜しかっただけにかなり残念です。マジック点灯するもそれを減らしきれずに横からさらわれるという事例もあまり記憶にありませんし、それがまさか自分のひいきのチームが、50年ぶりに点灯させたマジックを・・・なんだかなぁ・・・

勝因としては、①外国人野手3名のラテンのノリに引き上げられた、②シーズン途中の加藤トレードで防御率が上がった(特に佐々木朗希と小島はそんな印象)、③セットアッパーがかわるがわる現れ、後ろの安定感はリーグ随一であった、等が個人的には思いあたります。

①一部やんちゃな選手もいそうですが、総じてマリーンズの選手はおとなしい印象です。優等生タイプというか(知らんけど)。だからマーティン骨折離脱で一気に意気消沈した気がしますし。復活後も振り遅れが目立ち三振ばっかですし(痛いんでしょうね)。

②今までは田村一択だった捕手が加藤という選択肢が出来、しかも守備型(だそうです、素人にはリード面はわからないんです・・・)とタイプが違う捕手が後半戦では正捕手のようになりましたし。

③セットアッパーはある意味すごいですね。シーズン最初は7回ハーマン、8回唐川。ハーマンの不調で小野や佐々木千隼、河村、土居など若手を試して、最終は7回佐々木千隼に落ち着いたと思ったら、唐川離脱です。8回に千隼を回して、また7回をハーマン、フローレス、小野、田中、東妻などを試しているうちに前半戦が終わり、後半戦からはまさかの7回黒船の国吉がうまくハマりました。終盤には唐川も復帰し、6回は唐川や東妻などでやりくりをして、何とか最後までこぎつけました。それにしてもシーズン通してほぼずっと9回益田、ホント鉄腕です。リーグ優勝していたらMVPは益田だったでしょ(個人的には荻野を推したいですが)。

 

さらに今期は打のタイトルが見えています。しかも長打系のタイトルは記憶にありません。

本塁打王 1位は32本のラオウ、2位は29本のレアードです。

打点王 1位が96の楽天島内、次いで94レアードです。

盗塁王 1位が24個で和田と源田、3位が23個で荻野とハム西川が並んでいます。

最多安打 荻野167本でほぼ確定しています。(2位は柳田の155本)

これを書いている時点で10/29の試合が終わっています。残すパリーグの公式戦は明日のロッテ-日ハムの1戦のみです。

 

本塁打王はさすがに1試合3本はまずないでしょうから、これは確定ですかね。

打点王は明日の試合展開次第です。2点ですので、逆転は十分あり得ます。もっともチームの得点力からすると厳しいですけど。もしかしたら逆転するにはソロ3本必要かもしれません。そしたら本塁打も並びます(笑)。

そして盗塁王は混戦です。ここに挙げた選手皆にチャンスがあります。シーズン通してほぼ代走専門だった和田に1試合だけでも4打席チャンスをあげてほしいものです(本音は今日もあげてほしかったですけど・・・)、今日は代走で出すチャンスすらなかった・・・しかしパリーグでは記憶にないほど少ない盗塁王です。

荻野の最多安打+盗塁王の2冠が見たいなぁ。でも不遇の和田にもタイトルをあげたい・・・

とりあえず明日の試合を楽しみにしています、テレビ中継はないけど・・・

中川和也 拝