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台風の記憶

先日は大きな台風が千葉を直撃し、まだ影響が残っています。

お盆の台風も、関西では奈良県や和歌山県は大きな被害が出ましたが、家でおとなしくしている分には、身近ではそれほど大きな被害はなかった印象です。病院の受診予約時間を早めてもらいましたが、そうでなくてもよかったかもと思えるくらいでした。

そして今週末も台風がかすめるみたいです。今の雨もその先ぶれでしょうかね??

さて昨年9月にも大きな台風が日中に関西を横断しました。その日は午後から予約外来のある日でしたが、ニュースを見て1週間後にずらすように指示させていただきました。連絡の取れなかった1名が来院されて、診察後3時間くらい病院で立ち往生されていました。病院スタッフも計画運休を受けて多くのスタッフが早退していました。幸い(?)自分は当直だったのでテレビと救急外来を行ったり来たり台風の様子を眺めていました。

その日は台風の中、救急で2名の患者さんが運ばれてきました。1名は職場から早退した方が台風の風にあおられて転倒、肩の骨を骨折しました(後日手術)。もう1名は家の敷地内、玄関のドアをくぐるときに、外に残った足のアキレス腱の直上に何かが当たり切ってこられました。傷はアキレス腱まで達していて緊急手術をしました。台風関係のケガってあまり経験することがなかったので、できるだけ外に出ないように心がけようと思いました。

その日の夜は救急では誰も来られませんでしたが、翌日敷地内の木々がなぎ倒されていたり、駅までの街路樹が根っこごと倒れていたりと被害の大きさがうかがえました。

明日は室内でですが子供の運動会です。終わったらさっさと帰宅しておとなしくしておきます。

中川和也 拝

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