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まさかのサヨナラ弾

水曜日ですけどね。岡大海がやってくれました。

劇的すぎる試合でした。

先発小島が5回4失点、後を受けた東條も4四球押し出しで5-0。そこから後半の大逆転劇でした。7回にまず安田の2ラン含めた3点、8回に無死2,3塁から犠飛の1点で4-5。1死3塁から4,5番の連続三振で負け確定と思いましたが、9回に2死1塁から岡のサヨナラ2ランでサヨナラ勝ちでした。なかなか大興奮の夜でした。

 

ここからはこの試合の感想です。

この試合のヒーローは多数決を取れば圧倒的に、サヨナラ弾かつ6点目の失点を阻止した刺殺の岡でしょうが、この試合に限ってはヒーローがたくさんいます。

・1死満塁を0で抑えた田中

・その後を継いで2回を0に抑えた土居

・7回の反撃ののろしの安田

・2シーズンぶりの勝ちが付いた佐々木千隼の復活  などなど

選手の贔屓と好き嫌いでは、このあたりが1番勲功にあげる人はいると思います(私個人的には田中です)。

 

こんな劇的な勝ち方記憶にないわ、と思ったら記録をたどったニュースでは、ロッテの逆転サヨナラホームランは約20年前のボーリック、日本人ではさらに4年さかのぼって初芝以来だそうです。そら覚えはないでしょう(笑)。

ボーリックや初芝は、打力に覚えがありホームランバッターでしたからから『あ、なるほどね』とすっと腑に落ちました。同時に初芝は長くロッテの看板選手でしただけあって『初芝のマリンでのサードフライは千鳥足で追いかけてるみたいやった』、『メガネ』、『足遅い、併殺』。二人とも名前だけでいろいろ思い出されます。

今後これくらいのスパンでサヨナラ弾が出なかったら、こんなニュースが出たら岡大海はどんな選手として記憶されているでしょうね。

今のところ岡の私個人的な評価は・・・身体能力が高く、シーズンで5本前後のホームランを打ち、肩も強く、足も速い。しかし結構守備でもポカをやったり、代走で出てきて牽制死とかある、申し訳ないですがそれほど高いものではありません。ですのでこんなニュースが、

初芝ーボーリック 間(4年)であれば、『あーあったなぁ、そんなこと。一つ記事にしたから覚えてるわ』

ボーリックー岡 間(約20年)だったら、『え、そうなん?意外』になる気がします。

 

興奮のおまけ①

日ハムのこの日のヒーローは7回3失点の伊藤大海(2020年ドラ1)、ロッテのヒーローはサヨナラ弾の岡大海と名前がかぶってました。翌日のニュースでは大海の勝ちを大海が消したなどのタイトルのニュースもありました。

興奮のおまけ②

そういえば・・・数年前のオープン戦で大地(鈴木)、大海(岡)、大河(平澤)が並んだことがあり、なかなか大自然な打線だなぁと思った記憶があります、どうでもいいけど。それぞれ現在地がかなり変わったなぁ・・・あの頃は大地がチームに不可欠の守備の人と思っていましたが、総合力を買われてFAで楽天に行き、大海は1軍でレギュラーとサブの間をうろうろ、大河はケガもあってまだ2軍でくすぶっています。大河頑張って欲しいです・・・監督変わらんと無理かな・・・来季は別のチームに出てるかもしれません・・・そうなると一度ロッテで交わったものの全員が入団時とは違う球団にいることになりますね。

中川和也 拝