昨日大津で乗用車2台の衝突に園児が巻き込まれて亡くなった事故。仕事中に携帯電話に第1報が速報で入りました。右折車と直進車の衝突の先にたまたま保育園の園児の集団があって、2名の園児が亡くなり、他にも何名かの重傷者を出したという事故だそうです。この1日間、ネットニュースでトップに何件も挙がるし、見たくなくても携帯にたびたび速報入り、嫌でも見さされる・・・どうせ同じ内容なのだから、続報なんかどうでもいいのに・・・気分がめちゃ滅入りました。昨日は帰宅後娘を寝かしつけましたが、なかなか寝なくてイラっとはしましたが、寝顔を見ているとなんか泣きそうになりました。
ニュースはネットでしか見ませんが、それを読むときは、筆者の思惑に思考を操作されない、もとい感情移入しないように心がけています。が、自分にも2歳の娘がいるし、保育園に日中は預かってもらいます。散歩に連れて行ってくれていますし、場合によっては大きな道も渡ります。当たり前の中の事故なだけに親御さんの気持ちを考えると、さすがに心が痛みます。
また、車を運転もします。場合により相手にヒヤッとさせる運転もしているかもしれません。最近はあおり運転がどうのというニュースが増えたこと、少しずつ反射神経が落ちているような気がすることから、意図的に車間を開けるように心がけていますが、相手がどうとっているかはわかりません。けど、どんな運転していても注意されないんですよね。だからどんどん過信していく。クラクションを鳴らしている人を見かけますが、アレ何様なんでしょうね?文句?注意?鳴らしたところで相手や周りの人を驚かせるだけ、鳴らした本人もイラ立ちが解消される訳ではないでしょうに・・・
ところで、そんなニュースの中で一つ気になったものがありました。この記事によると、先進国で比較して日本は、車の所有率はほぼ同様、交通事故での年間の死者の数も概ね同じ程度だそうです。ただ、大きく違うのはその死者の内訳で、歩行者の死者が多く1/3以上だそうです。
ここから自分の心に留めるべきと思うことは2点、『自分が事故を起こすと身内ではなく、見ず知らずの他人を殺す可能性があること』です。今更ですがね。もう一つは、『歩道だろうが青信号だろうが車が走っている限りぶつかる可能性があるということ』です。信号無視する人もいれば遠くで事故った車が走ってくることもあります。相手が悪かろうが、どんなに頭を下げられようが、逃げられようが、痛かったり死ぬのは自分なので、安全地帯はないものとして外出せねばならないと思いました。
交通事故もよくあること、歩道で信号を待っていることもよくあること。被害者も加害者もその家族になるのも明日は我が身・・・
中川和也 拝