明日から1泊2日で岡山まで旅行に行ってきます。正確には旅行ではなく学会ですが。
テーマが『がんロコモ~がん時代の運動器医療~』です。なんやねん・・・て感じですね~。
ロコモティブシンドロームってのは聞いたことない人はないと思います。ざっくりいうと『年取ると足腰弱るし、弱っていることを自覚するためのテスト(片足で立ったり、早く歩いたり)をできますか?できなかったら介護予備軍ですよ』みたいな運動を勧めるための国の運動です。
では”がん”が付いたらどうなるの?です。先ほどの文章が『年を取ると』から『がん治療によって』に変わるだけでほぼ一緒です。がんの治療をするとほぼみんな体が弱ります。入院するだけで体はなまります。それに手術、術後少し回復したら(もしくは術前にも)化学療法、放射線療法です。いずれも、がん細胞と一緒に体の細胞にも傷つける治療です。そら弱りますわね。日常生活に戻るだけでも大変です(人によって程度は違いますが)。ちなみに医院のリハ室にパンフレットはあります。
ここからは完全に独り言です。意見には個人差があります。思ったことを言える国であると信じています。
がんの治療って最終目標はなんでしょうか?がん細胞が画像から消えることですか(手術や化学療法など)?がんになってから少しでも長生きすることですか(〇年生存率)?早期発見の意味って何ですか(〇年生存率の延伸)?がんで死なないようにすることですか?がんで死ななかったら何で死にたいですか?何歳まで生きたいですか?こんな事考えたことありますか?・・・同級生にこんな話をすると『お前暗い』といわれました(笑)
自分はいつかは知らないけど、死に方はがんがいいな。突然死は絶対嫌や。
何らかのがんになったら、標準的な治療をしながら、動ける範囲で治しつつ、治ったらいいけど死に準備も同時に進めるか。
どんな病気でもいいけど死ぬまで歩ければいいなぁ。歩けなくなっても、腕と頭が動いて人の治療が出来れば生きてたいかなぁ。(老衰でもがんでも)それもできないほど弱れば本気で死に準備かな。願わくば死ぬまで頭だけはしっかりしていたい。死ぬ直前までこんなことを考えられればなぁ・・・
なんか話がズレた。とりあえず勉強してきます!!
中川和也 拝