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駄文 ~ 室町幕府 ~

先日京都市内を歩きながらふと思い立ったことがあります。

室町通ってほっそ‼️」です。

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観光案内図を見てみると、烏丸通の隣の細い路地です。で、何が気になったかというと

『なぜ、そんな細い道の名前を取って室町幕府??』

です。

私は出自が京都のものではないので、京都来たてホヤホヤではまず迷子になりました。京都の洛中は碁盤の目のように町割りが出来ており、高い建物も制限されているようなので、観光地以外はあんまり区別が付きません。

で、迷った時の目印は、大通りの名前と鴨川が一番と今でも思っています。何せ方角がわからなくても1町歩けばどこかの太い道にぶつかりますので。また、細かい路地まで覚えてもすぐ忘れると思うので。とりあえずトップ画の、車である程度のスピードで走れる太い線である通りに絞って覚えました。それ以外には特別に小さな道も、大学のそばの飲み屋街である木屋町・先斗町、寺町商店街、東西は、姉(姉小路)さん(三条)六角(六角)、タコ(蛸薬師)、錦(錦)~♪の部分だけ。さださんの歌に出てくるため(昨日・京・奈良・明日香・明後日という歌です)で覚えました。

 

んで本題の室町幕府。歴史の成績は…理系の者には聞かないで下さい。とかく正直存在感が薄いです。武士の時代と言われる鎌倉から江戸時代の中であんまり華がないんです…個人的に。

鎌倉時代…源平合戦や源義経のその後の伝説とか読み物多い。昨年の大河。

安土桃山(戦国時代)…日本全土に英雄がいる、それぞれの逸話がある。その雑兵の話ですらある。大河もたくさん(斎藤道三、信長、秀吉、武田信玄、伊達政宗、明智光秀、今年の大河の家康 他)。

江戸時代…関ヶ原から大坂の陣、戦国時代の名残、島原など。時代劇での忠臣蔵や暴れん坊将軍に水戸黄門、柳生十兵衛、遠山の金さんなどなど。挙げ句は幕末の動乱も‼個人的には、隆慶一郎の影響もあり家康の子供たちのそれぞれの逸話も好きですね~長男、次男だけでなく、三男、六男など。また九~十一男のそれぞれの話も面白いです(紀州、尾張、水戸の御三家の開祖たち)。四男は関ヶ原の怪我で早死になので主役にはなれませんが。

で、室町時代…足利尊氏と三代義満以外には、あまり読み物がないんです。4代~6代あたりは、短編小説を昔読んだけどでなんかかわいそうやったり悪者だったり、13代剣術将軍以降は戦国の下剋上の対象だったり、権威を利用されたり。

ね、なんか華がないでしょ?読んだものが悪いかもしれませんが。

で、始めの問いに対して…

足利幕府の開祖、足利義満の住んでいた花の御所の正門が室町通に接していたためその名になったそうです。

どうも征夷大将軍が任命された人の住んでいたところが幕府の名前になるそう。で、鎌倉と江戸か…

鎌倉:八幡宮

江戸:旧国名、に対し

室町:小さな路地。

この頃の朝廷にとっての関東地方どんなけ雑やねん‼️

中川和也 拝