8月は太平洋戦争の記念日が続きます。
6日に広島、9日に長崎の原子爆弾投下、15日は終戦記念日です。
まもなく終戦から80年が経とうとしています。その実体験をうかがう機会もほぼなくなりました。私が小学生であった頃は、終戦から40年そこそこだったので、祖父母世代もまだまだ若かった。帰省したら祖父母に実体験を話してもらうようにという話が出るくらいに。もっともベトナム戦争と湾岸戦争の間の時期、爆撃がテレビに写る機会が無かった平和な小学生は帰省する頃には忘れてしまっていましたが。
話を戻すと今年は6日が土曜日だったこともあり、テレビでその記念式典を見ることができました。なぜか私が見る年は「夏‼️」という天気の日がばかりで、そして、その式典を見ながら、いつも頭にさだまさしさんの「広島の空」という歌が流れます。
この歌は、長崎と広島でのお知り合い二人の被爆体験を歌にした反戦の歌と理解しています。
まず歌の冒頭の光景の描写がまさしくその「夏‼️」という光景なので、記念式典+光景がスイッチになります。
そこから1番に長崎のおばさん、2番に広島の少年を主人公にしたお話になります。
なかなか聞けない生々しい実体験を歌にして聞きやすくしてくれている上に、どうしたらそこまでの境地になれるんだろうと思う歌詞やメロディーそのものも含め毎年何度も聞いている歌です。
よろしければ8月は戦争について考える月として一度聞いてみてはいかがでしょうか?
どうか繰り返さないで…
中川和也 拝