二本足で立ったときには、体の重みはかかと(踵骨)を中心に拇趾のつけ根と小指のつけ根を三角形で結ぶ三点で支えられています。そして歩くときには、体重はかかとから足の外側(小指側)へと動いて、親指が床をおさえ、その他の四指は床をつかむようにし、最後に親指で蹴るという動きをします。
足は『第2の心臓』と呼ばれるように、心臓から送られてきた血液は、足のローリング運動により、血液を上へ押し戻すポンプの役割をしています。
この機能を無視する靴を履いていると、血液循環が悪くなり、低体温、低血圧、肩こり、腰痛の原因になることもあるのです。