このタイトルのシリーズは、普段考えないことを考える話ではありますが、自分の愚痴もあり(特に前回の~酔っ払い?~はひどい)、オチもなく、基本的には読むと悔やしい話です。
今日は救急車の話です。
病院勤めをしていると出勤日には救急車の音が聞こえない日はないです(朝から晩まで手術室で手伝いしている日くらい?)。なので自分のだけでも年間100回くらい(?)は救急車の対応をしてきたのではないでしょうか。日常ですら救急車の音は聞こえなくてもなんとなく聞こえる気がしました(その後で実際に近づくと、聞こえるようになるんですけど)。そんな普通の生活には不要の能力は(仕事中や当直中は便利でしたが)、開業医になり日がたつにつれ薄れてきています。日常で必要なのは運転するときくらいですかね。
先日、消防署から出動する救急車を目撃しました。病院に着いてサイレンが鳴り止むのはよく見かけましたが(回転灯は到着後も回っていることが多いです)、救急車のサイレンが鳴り始め、出動するのを見るのは初めてでした。しかも、ちょうど消防署の前の停車禁止のゼブラの手前で停車中だったんで、少し感動しました。『ルール的にはゼブラの手前で止まらなければならないが止まる意味はあるんかいな??』と思いながら、毎回止まっていましたが、ついにその必要性を目撃出来て、しかも、出ていくときに救急隊の方が頭を下げて行って下さったので、なんかいいことをした気になりました(笑)。というより意味のあるルールだったんだと再認識しました。
以上オチのない話でした。
中川 和也 拝