子供って本当に無駄な動きが多いです。
家から保育園までの送りだけでも
『急に空を見て鳥と指さす』⇒急に上を向くとピント調節が追いつきません
『縁石の上を歩きたがる』⇒車が来てもがんばる 危ないっちゅうに・・・
『階段を見かけると道の反対側でも行ってジャンプで降りたがる』⇒突然道渡るな
『柵のない広めの用水路に乗り出してみる』『道路の溝の水の流れる音に反応して見に行く』『突然横になる』⇒以下同文
『人の家の門を開けに行く』⇒全力で未然に防ぎます(笑)
好奇心、やってみてできることとできないことを判別する 等、子供にとって大事な行動であるのは重々承知しているので、極力やらせますが、手をつないで存在を確認しながら、ずっと周りをキョロキョロ、ホントに気を抜けない・・・
ところで、『子供は肩がこらない』というのをどこかで聞いたことがあり、それはこういった行動が理由の一つではないかという人もいるそうです。確かに、体には覚えきれない筋肉があり、細かい関節や靱帯を数えるとキリがないほどあります。こういった無駄と思える動作で、あまり使わない部分を動かし続けることができているからだと。
毎日診療をしていると、確かに一理あるなと思う今日この頃です。子供の頚はぷにぷにですしね~上向くとおでこは少し後ろ向いてますしね。
ちなみにタイトルは某長寿マンガの中の初期の一節だそうですが、私は全く読んだことがありません。友人には熱烈なファンが何名かおり、話題に上がったことがあるため知っていますが、知っているのは言葉だけで詳細は知りません(笑)。
中川和也 拝