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私文 ~ 腰痛 その関係で面白かったこと ~

先日(1ヶ月ほど前)、スポーツで腰を痛めました。5年くらいぶりにソフトボールをして、その際に右斜め前に転がってきたゴロを走りながら追いついて、逆グローブで手を出した時に軽く痛めました。大したことなかったのでそのままキャッチボールなども問題なくできたんですが、1打席出場し、低めのストレート、当たらんでもいいから思いっきり空振りしたら、『あ…』となりました。後はだんだん悪化し、車から降りる時には結構強くなって、腰を起こして立てなくなりました(笑)。

ま、いわゆるぎっくり腰として、腰にやさしく(歩く時や仕事の時はコルセット、座る量を減らす、さっさと寝るetc)しながら、痛み止め、気合のセルフストレッチなどで,もう治りましたが、治るのに過程の中でいろいろ経験させてもらいました。

①腰痛とハシゴ

とりあえず翌日(月曜)、コルセットもなく出勤しました。駅まで10分程度歩くんですが、人の家などを借りながら、休み休み歩いていました(倍くらいかかりました)。問題は電車、椅子に座るか否か問題です。座ると立ち上がりがしんどいし、『長く座ると腰によくない』といつも説明しているし…実際に当日のソフトボールの帰り道、20分程度車の運転をするだけでかなり悪化しました。翌日でも本当にそうなのか試してみたい気もしましたが、立てなくなっても嫌やし。結果的にいつも説明していた通り『壁にもたれる』で出勤しました。比較はできませんが、悪化しなかったところを見ると正解だったんでしょう。

で、『壁にもたれる』についての余談。前回の記事(http://s-nakagawa.net/2023/05/27/%e7%a7%81%e6%96%87%e3%80%80%ef%bd%9e%e9%80%9a%e5%8b%a4%e9%9b%bb%e8%bb%8a%e3%81%ae%e8%bb%8a%e7%aa%93%e3%81%8b%e3%82%89%e2%91%a9%e3%80%80%e7%b7%9a%e8%b7%af%e3%80%80%ef%bd%9e/)でハシゴについて結構勉強しました。その時に知ったこと。ハシゴって壁に立てかけたときに最も安定する角度ってθ≒15度だそうです。それより大きければ人が乗った時に滑って倒れやすくなり、逆に小さければ後ろに倒れやすくなるそうです(①)。で、阪急電車は車いすエリアには②の赤いところにクッションのようなものが壁に設置されています。これに座るとすごく楽で、かなり助かりました。

役に立つとは思えなかった好奇心も、こんなところで役に立ちました(笑)いやぁ阪急さん優しいわぁ。

②急性期(1-2日目くらい)の牽引は意味がない(笑)

発症翌日の仕事後に腰の牽引をしてみました。牽引している間はすごく気持ちいいんですが、地上に戻れば結局重量がしっかりかかり、効果は感じられませんでした。結局さっさと帰ってベッドに寝るが一番いいことが判明しました。

③ストレッチについて

とりあえずできた事。

当日は『ベッドで大の字で寝る』でした。兆時間寝ていると腰などいろんなところがしんどくなるので寝入るにはこの格好はしんどいので寝やすい格好で寝てました。

で、少しマシになった翌日は『ベッドでうつぶせに寝る』くらいまではできるようになりました。その後は立っていろんなストレッチができるようになりました。

④体の水について(オマケ)

で、ある程度動けるようになった後で銭湯に行ってストレッチを始めました(今に始まったことではないですけど)。で、前後で体重を測ったりしていて少し面白いことに気付きました。

当然銭湯でストレッチをすると汗をかくので水分が奪われ体重が減ります。で、その分の水分補給します。直前に体重を測り500ml一気飲みをし再度測ると、ちゃんと0.5kg体重が増えるんです(笑)。ま、当然と言えば当然なんですが、自分の身体で実験をしたことがなかったのですごく新鮮でした。

これでもう一つ面白かったことは、手に持った500ml入りのペットボトルは重量を感じることができるのに、胃に入った飲料は重量をほぼ感じません(お腹いっぱいになったくらい)。理由はそれほど難しくなく体の中心からの距離の差なんですけどね。てこの原理で、中央線に対し近いか遠いかで重量感が変わります。つまり、体幹内にあり中央線に近い水分(②)は、体からすると重量はほぼ感じませんが、水そのものが体から離れているうえに腕そのものの重量を支えるため、重量感を感じます。

 

と、腰痛が治ってある程度自由に歩き走り回れるようになったので、その過程で経験したプチネタをまとめてみました。あーしんどかった。

中川 和也 拝